此れっぽち
これっぽち
名詞名詞-の形容詞
標準
tiny amount (degree, extent)
文例 · 用例
「誰れだい、たったこれっぽちしか入れてねえんは。
— 黒島傳治 『土鼠と落盤』 青空文庫
「だんなのするこったから何かいわくがござんしょうが、まさかこれっぽちの暑さで、脳のぐあいをそこねたんじゃござんすまいね」 いったかいわないかのときでありました。
— なぞの八卦見 『右門捕物帖』 青空文庫
「それでもこれっぽちの金しか貰わないんでさあ。
— 大杉栄 『日本脱出記』 青空文庫
これっぽちのお金しかないのに物価は高い。
— 宮本百合子 『幸福の建設』 青空文庫
一軒の家に住んでいながら、親と子との間柄でありながら、仲のわるくなった今となって、たったこれっぽちの親切さえも惜しまれるのだったらしい。
— ――獄中手記―― 『何が私をこうさせたか』 青空文庫
やくざめいたこんな間違えでお上へお手数を掛けようなんて、そんなけちな了見はこれっぽちもございません」 と暗に助五郎の来訪を迷惑がるような口吻を洩らして、それとなく逃げを張るだけの用心も忘れなかった。
— 牧逸馬 『助五郎余罪』 青空文庫
これっぽちの値打もねえぜ!
— 宝島 『宝島』 青空文庫
帽子屋 これっぽちもわからん。
— ALICE IN WONDERLAND: DREAM-PLAY 『不思議の国のアリス ミュージカル版』 青空文庫
作例 · 標準
「まあ、これっぽち(これっぽち)のお金で何ができるっていうの?」
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子供は、お菓子をこれっぽち(これっぽち)だけもらって、不満そうだった。
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長年の努力も、これっぽち(これっぽち)の結果に終わってしまった。
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