慎独
しんどく
名詞
標準
文例 · 用例
慎独――自己を欺かない、といふことが頻りに考へられた、一切の人間的事物はこれを源泉としなければならない。
— 種田山頭火 『行乞記』 青空文庫
独行不愧己、独寝不愧衾、慎独の境地である、私の生きるべき世界である。
— 種田山頭火 『一草庵日記』 青空文庫
亡くなった父は昔よく「|慎独」ということを教えた。
— 谷崎潤一郎 『鍵』 青空文庫
七六 愼獨工夫、當如身在稠人廣座中一般。
— 南洲手抄言志録 『南洲手抄言志録』 青空文庫
〔譯〕愼獨の工夫は、當に身|稠人廣座の中に在るが如く一|般なるべし。
— 南洲手抄言志録 『南洲手抄言志録』 青空文庫
二 至誠の域は、先づ愼獨より手を下すべし。
— 西郷隆盛 『遺訓』 青空文庫
間居即愼獨の場所なり。
— 西郷隆盛 『遺訓』 青空文庫
小人は此處萬惡の淵藪なれば、放肆柔惰の念慮起さざるを愼獨とは云ふなり。
— 西郷隆盛 『遺訓』 青空文庫