雨風
あめかぜ異読 あまかぜ
名詞頻度ランク #42547 · 青空 339 例
標準
rain and wind
文例 · 用例
雨風に曝され見すぼらしくなった旅の翁をどこでも泊めようとしなかったのだ。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
ひどい雨風の晩で磯打つ波の音が枕に響いて恐ろしかったのが九歳の幼な心にも忘れ難く深い印象をとどめた。
— 寺田寅彦 『箱根熱海バス紀行』 青空文庫
戸外の雨風の響きは少しも衰えない。
— 国木田独歩 『忘れえぬ人々』 青空文庫
明方物凄い雨風の音のなかにけたたましい鉄工所の非常汽笛が鳴り響いた。
— 梶井基次郎 『海 断片』 青空文庫
雨風のなおはげしく外をうかがうことだにならざる、静まるを待てば夜もすがら暴通しつ。
— 泉鏡花 『龍潭譚』 青空文庫
」 看護員はひしひしとその身を擁せる浅黄の半被股引の、雨風に色|褪せたる、たとえば囚徒の幽霊のごとき、数個の物体を※わして、秀でたる眉を顰めつ。
— 泉鏡花 『海城発電』 青空文庫
(略)かく荒れ果てたる小堂の雨風をだに防ぎかねて、彩色も云々。
— 泉鏡太郎 『甲冑堂』 青空文庫
もうだいぶ長く雨風にさらされて白くされ古びとげとげしく木理を現わしているのであるが、その柱の一面に年月日と名字とが刻してある。
— 寺田寅彦 『小浅間』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日雨風について考えている。
雨風という言葉は日本語で重要だ。
彼は雨風の意味を理解している。
この文には雨風が含まれている。