生首
なまくび
名詞
標準
freshly severed head
文例 · 用例
太政大臣|公相は外法のために生首を取られたが、この人は天文から文禄へかけての恐ろしい世に何の不幸にも遭わないで、無事に九十歳の長寿を得て、めでたく終ったのである。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
」 と、たとえば地蔵様の前に地獄の絵の生首を並べた状に、頸を引抱えた、多津吉の手を、ちょっと遁げて、背いて捻った女の唇から、たらたらと血が溢れた。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
座頭の天窓よ、入道首よ、いや女の生首だって、可い加減な事ばかり。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
五 別に凱旋門と、生首提灯と小生は申し候。
— 泉鏡花 『凱旋祭』 青空文庫
日暮れて式場なるは申すまでもなく、十万の家軒ごとに、おなじ生首提灯の、しかも丈三尺ばかりなるを揃うて一斉に灯し候へば、市内の隈々塵塚の片隅までも、真蒼き昼とあひなり候。
— 泉鏡花 『凱旋祭』 青空文庫
ひとり、唯、単に、一宇の門のみ、生首に灯さで、淋しく暗かりしを、怪しといふ者候ひしが、さる人は皆人の心も、ことのやうをも知らざるにて候。
— 泉鏡花 『凱旋祭』 青空文庫
中より、色白き男の生首を出し、もとどりを掴んで、ずうんと据う。
— 泉鏡花 『天守物語』 青空文庫
(紅の袴にて膝行り出で、桶を皺手にひしと圧え、白髪を、ざっと捌き、染めたる歯を角に開け、三尺ばかりの長き舌にて生首の顔の血をなめる)汚穢や、(ぺろぺろ)汚穢やの。
— 泉鏡花 『天守物語』 青空文庫
作例 · 標準
時代劇の処刑シーンで、晒し台に置かれた生首のあまりのリアルさに思わず目を背けた。
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かつての戦場では、手柄の証として敵将の生首を持ち帰ることが一般的だったという。
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古い屋敷の土蔵から、まるで生首のような形をした呪わしい石像が発見された。
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