西陲
せいすい
名詞
標準
文例 · 用例
仙人張三猶所在に存し、漠北は論無く、西陲南裔、亦尽くは明の化に順わず、野火焼けども尽きず、春風吹いて亦生ぜんとするの勢あり。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
繆公は秦の繆公、西陲に拠有して、漸く其大を成せり。
— 幸田露伴 『囲碁雑考』 青空文庫
けだしこの時といえども、通商の国は和蘭一州に限り、その来舶するや、ただ西陲の一長崎のみなれば、なお書籍のとぼしきに論なく、すべて修学の道、はなはだ便ならざれば、未だ隔靴の憾を免れず。
— 福沢諭吉 『慶応義塾の記』 青空文庫