掛け取り
かけとり
名詞
標準
bill collection
文例 · 用例
掛け取りに来た車屋のばあさんに頼んで、なんでもよいからと桂庵から連れて来てもらったのが美代という女であった。
— 寺田寅彦 『どんぐり』 青空文庫
年寄りを初め、自動車屋の集金人、料理屋の掛け取り、女郎屋の「馬」、レストランの亭主、酒屋の番頭、待合の「お帳場」――それ等の人々が、各々双肌脱ぎになつてAの指揮にもとづきながら懸声そろへてポンプのハンドルをあをつてゐた。
— 牧野信一 『雪景色』 青空文庫
その同じ夜に谷中の辻で、掛け取り帰りの商家の手代が、これも一刀にしとめられ、金を五十両取られたのであった。
— 国枝史郎 『名人地獄』 青空文庫
その時己のほかにも掛け取りが十人くらいたまっていた。
— 相馬愛蔵 『私の小売商道』 青空文庫
誰かにあいに来たものか、茶屋小屋の掛け取りか、ことに依ればつけ馬かな。
— 三好十郎 『斬られの仙太』 青空文庫
誰かに会いに来たものか、茶屋小屋の掛け取りか、ことによれば付け馬かな。
— 三好十郎 『天狗外伝 斬られの仙太』 青空文庫
「そうらしいなあ」吉田は、大笑して、「酒屋が掛け取りに行くと――金がいるのか。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
六月二十八日 きょうはお母さんはお店のテーブルのところで、月末のかけとりの下拵え。
— 一九三八年(昭和十三年) 『獄中への手紙』 青空文庫
作例 · 標準
毎月、商店街の店主たちは集まって掛け取りの方法について話し合う。
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この会社では、月末に掛け取りの担当者が各家庭を回る。
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「うちの店は現金取引が主だけど、一部は掛け取りもしているんだ。」
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標準
bill collector
作例 · 標準
彼は昔、町の掛け取りをしていたという。
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「いやはや、掛け取りの仕事は大変だよ。相手によっては態度が違うからね。」
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自転車に乗った掛け取りが、古い家々を訪ねて歩いていた。
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