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挿げる

すげる
動詞-一段動詞-他動詞
1
標準
to tie
文例 · 用例
三味線の古糸で雪駄の鼻緒をすげるなんて、色修業でもした粋人でなくちゃできねえ隠し芸だよ。
幽霊水 右門捕物帖 青空文庫
斬れば血が出る、――涙は出なくなつても、血は出るものである、生きてゐるかぎりは、――これは昨夜、酔中下駄の緒をすげるとて足を過つて傷けたときの感想である。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
あたくしが、今ちょっと間にあわせに、おすげいたしましょう」「あら、もうどうぞ、おかまいなく」「いいえ、だって、それでは、お歩きになれませんもの」 と、房枝は、持っていたハンケチをさいて、鼻緒をすげようとしたが、鼻緒をすげるためには穴をあけなければならない。
海野十三 爆薬の花籠 青空文庫
穴をあけるものが、ないので」「いいえ、もう御心配なく、あたくしがいたしますから」 もしも房枝が、ながく日本の生活になれていて、草履をはきつけていたら、ここではなにも穴をあける道具がなくても、草履の鼻緒を、いちじ間にあわせに別の方法ですげることは出来たはずだ。
海野十三 爆薬の花籠 青空文庫
彫刻は、先ず小刀の柄をすげることが初りの一歩であった。
高村光太郎 回想録 青空文庫
詰り小刀の中身を貰う訳だが、檜の板を削って、すげる深さだけそこを削って嵌込み膠でつけて、小刀の柄がピッタリついて取れないようにすげ、それを上手く削って父なら父流の柄の形にこしらえ、椋の葉で手触りのないように仕上げるのである。
高村光太郎 回想録 青空文庫
それよりも大事なことは、その棒の頭へ槍の穂をすげる隙がないことであります。
如法闇夜の巻 大菩薩峠 青空文庫
いつも懐中へ忍ばせて、必要ある場合には取ってすげる、自分一流の工夫の槍の穂を頭へつける余裕すらないのでありました。
如法闇夜の巻 大菩薩峠 青空文庫
作例 · 標準
新しい下駄を買ったので、自分の足に合うように鼻緒を挿げる
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職人が慣れた手つきで、研ぎ澄まされた刀身に柄を挿げた
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折れてしまったクワの柄を付け替えるため、新しい木材を挿げる作業に入る。
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挿げる(すげる) — 幻辞.com