勝てば官軍
かてばかんぐん
表現
標準
might is right
文例 · 用例
京子の兄の一郎といふのは西郷戰爭の時賊軍に味方して「勝てば官軍……」と歌つたが、其の後アメリカに逃げたとか聞いてゐる。
— 上司小劍 『天滿宮』 青空文庫
――勝てば官軍、負けては賊の名をおわされて、降り積む雪を落花と蹴散し。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
これも然方なし、勝てば官軍、負くればなり。
— 海野十三 『海野十三敗戦日記』 青空文庫
ヘッケルもこのありさまを認めて著書の中に「凡そ有機生物のあらん限り暴力は正義に勝つ」と言い放っているが、わが国の「勝てば官軍、負ければ賊」という諺は同一の意味をさらに簡潔に言い現わしている。
— 丘浅次郎 『人道の正体』 青空文庫
勝てば官軍か」「よしてください。
— 吉川英治 『松のや露八』 青空文庫
作例 · 標準
歴史はしばしば勝てば官軍の論理で語られるが、真実はもっと複雑だ。
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戦争が終わった今、敗戦国はどんなに正義を主張しても勝てば官軍の前には無力だ。
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あの会社のやり方を見ていると、まさに勝てば官軍という言葉が頭をよぎるよ。
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