離れ去る
はなれさる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
標準
to break loose
文例 · 用例
令嬢は徐に画家の傍より離れ去る。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『家常茶飯』 青空文庫
太陽は此の大地を暫時も離れ去ることを惜むものゝ如く暮れ兼ねて躊躇して居る。
— 長塚節 『おふさ』 青空文庫
だから私は依然として私自身であろうとする衝動から離れ去ることが出来ない。
— 有島武郎 『惜みなく愛は奪う』 青空文庫
もし倭文子が、ちょっとでも京子の言葉を立ち聞きしたならば、彼女はきっと身震いをして、自分から離れ去るだろう。
— 菊池寛 『第二の接吻』 青空文庫
ロケットから離れ去ることによって、ロケットに働く万有引力はその平衡が破れ、ふたたび動き出したのだ。
— 海野十三 『ある宇宙塵の秘密』 青空文庫
しかるに、もし侵入体が円板に比して大きい質量であった場合にはどうかというと、この物体の速度はやはり減殺され、そうして、ときにはこの星雲の中心体から再び離れ去ることができなくなる場合もあり得る。
— スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 『宇宙の始まり』 青空文庫
そうして二人の父親の中のいずれかが死亡、もしくは他の恋愛によってレミヤと離れ去る事によって解決されるのを待つ方法であるが、しかし、そのような解決手段は、法律、道徳、常識のいずれから見ても許さるべき事ではない。
— 夢野久作 『霊感!』 青空文庫
「幹部船員四名、書類を持って艇に来たれ」 かくて、八住船長以下、犬射事務長、ヴィデ砲手、石割一等運転手の四人が、全員に別れを告げ、船を離れ去ることになったのである。
— 小栗虫太郎 『潜航艇「鷹の城」』 青空文庫
作例 · 標準
激しい波にもまれ、船は錨から離れ去ってしまった。
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一度暴走を始めた馬は、手綱から離れ去って止まらない。
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長年の友が、何も言わずに私の元を離れ去った。
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