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突き合わす

つきあわす
動詞
1
標準
文例 · 用例
互いに顔を突き合わすのを避けるようにして過ぎた日のことを、振り顧って話し合うように二人は接近して来た。
徳田秋声 青空文庫
十一 母親と顔を突き合わす前に、どうにか体の始末をしようとしていたお銀は、母親が帰って来ても、どうもならずにいた。
徳田秋声 青空文庫
こんな話が、二人顔を突き合わすと、火鉢の側で繰り返された。
徳田秋声 青空文庫
五 舟「※に巻ける絹の色に、槍突き合わす敵の目も覚むべし。
夏目漱石 薤露行 青空文庫
ところが、いま彼は一瞬の間に、この場合世界中の誰であろうとも、人と顔を突き合わすなどという気分にはまるでなっていないのを、実地の経験で悟ったのである。
フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー 罪と罰 青空文庫
よし、鼻を突き合わすようなところまで近づいて来たとしたところが、闇の空気の中に、この通り覆面の異装で立っていられては、気のつくはずはないのです。
新月の巻 大菩薩峠 青空文庫
だがこれだけ素早く追った以上、真夜中の盗聴者はさほど遠くに去ったわけがなく、構わず追跡すれば顔を突き合わすことになるだろうと思っていた。
A. ブラックウッド A. Blackwood 盗聴者 青空文庫
その時相手がいかにも落着いた態度で出てきたら、手にペンでも(本でもいい)持って出てきたら、その時こそ惨めな自分が面と面を突きあわすことを露骨に感ぜさせられるだろう。
小林多喜二 雪の夜 青空文庫
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