いざ鎌倉
いざかまくら
名詞
標準
case that something major happens
文例 · 用例
おめえみたいなあわてものは、今から用意させておかねえと、いざ鎌倉というときになってとち狂うからと思って、活を入れておいたんだ。
— のろいのわら人形 『右門捕物帖』 青空文庫
不断でも支那に行く沖縄の使節は琉球国王の印を捺した白紙を用意していて、いざ鎌倉という時にどちらにも融通のきくようにしたとの事である。
— 伊波普猷 『沖縄人の最大欠点』 青空文庫
また不断でも琉球の使節は琉球国王の印を捺した白紙を持参していざ鎌倉という時どちらにでも融通のきくようにしたとの事です。
— 伊波普猷 『琉球史の趨勢』 青空文庫
身分不相応な大熊手を買うて見た処で、いざ鎌倉という時に宝船の中から鼠の糞は落ちようと金が湧いて出る気遣はなしさ、まさか大仏の簪にもならぬものを屑屋だって心よくは買うまい。
— 正岡子規 『熊手と提灯』 青空文庫
ふだん飲んだくれてゐたつてイザとなりや命をすてゝみせると考へたり、ふだんヂメヂメしてゐちや、いざ鎌倉といふ時に元気がでるものか、といふ考へは、我々が日常尤も口にしやすい所である。
— 坂口安吾 『死と鼻唄』 青空文庫
ふだん飲んだくれてゐたつてイザとなれば命を捨てゝみせると考へたり、ふだんジメジメしてゐたのではいざ鎌倉といふ時に元気がでるものか、といふ考へは、我々が日常口にしやすい所である。
— 坂口安吾 『真珠』 青空文庫
いざ鎌倉という時はだろう、ははははは。
— 永井荷風 『雪解』 青空文庫
「さようで、私も、いざ鎌倉となれば、代々仏法にご帰依なされ、執権の身で入道となられた、北条殿のおために、二つない命を捧げまするつもりで」(が、本当はそうでないて) 心では考えているのであった。
— 国枝史郎 『あさひの鎧』 青空文庫
作例 · 標準
いざ鎌倉という言葉は日本の有名な句だ。
いざ鎌倉の精神は武士道の象徴である。
いざ鎌倉という表現は緊急時の対応を意味する。
いざ鎌倉という言葉は源頼朝に由来するという説もある。
ウィキペディア
いざ鎌倉(いざかまくら)は、日本の歴史においての言葉。
出典: いざ鎌倉 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0