機能紙
きのうし
名詞
標準
functional paper (paper with special properties, e.g. water resistance)
文例 · 用例
私は人がきのうしろから、まっさきに目にはいった旗の名を大声で呼んだ。
— ――放浪の末、段ボールを思いつく 『私の履歴書』 青空文庫
…… ところが、下界では、そのあくる朝、まきのうしろへもぐりこんで、そのままこごえ死んでいる少年の小さな死がいを、門番の人が見つけた。
— フョードル・ドストエフスキー 『キリストのヨルカに召された少年』 青空文庫
いつか赤鬼が「きさまにはひいきのうしろ盾がある」と云ったし、その他のことでも自分が特別な扱いを受けているらしいとは栄二も勘づいていた。
— 山本周五郎 『さぶ』 青空文庫
大木のみきのうしろから、なにか黒いものが、チラッとあらわれました。
— 江戸川乱歩 『妖星人R』 青空文庫
消えた少年 すると、大木のみきのうしろから、さっきのカニ売りのじいさんが、すばやく変身をして、にやにやわらいながらあらわれ、いきなり井上君のそばによると、両手で井上君のからだを、グルグルまわしはじめました。
— 江戸川乱歩 『妖星人R』 青空文庫
しかたがないから、かえろうとすると、「えへへへへ……」という、きみのわるいわらい声がして、大きな木のみきのうしろから、からだじゅう金色にかがやくかいぶつが、すがたをあらわしました。
— 江戸川乱歩 『かいじん二十めんそう』 青空文庫
「ほらね、これがまほうのたねだよ」 しょうねんは、そういって、木のみきのうしろをゆびさしました。
— 江戸川乱歩 『ふしぎな人』 青空文庫
石がきのうしろのモーターをしらべてみると、電気の動力線が切れていた。
— 江戸川乱歩 『青銅の魔人』 青空文庫