領する
りょうする
動詞-サ変-特殊
標準
to own
文例 · 用例
みんな将校が占領するんだ。
— 黒島伝治 『橇』 青空文庫
「いくら少ないとてケージは、やっぱし一ツ分占領するんだぞ。
— 黒島傳治 『土鼠と落盤』 青空文庫
それらは私の足音が遠離ればまたわけの分らぬ陰濕な會話で靜寂を領するやうに思はれた。
— 梶井基次郎 『闇への書』 青空文庫
イヤ全くわが五官の領する世界にはいないのだ。
— 幸田露伴 『観画談』 青空文庫
常にジャムを領するをもって、自家の光彩を発揮する紳士は、この名馬夕立に対して恐入らざるを得ないので、「おや、千破矢様、どうして貴方、」と渋面を造って頭を下げる。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
何故かと言へば航海中船の動搖を感ずる事が比較的に少ない爲で、此室を占領する爲には虎鬚の獨逸人や、羅馬風の鼻の高い佛蘭西人等に隨分競爭者が澤山あつたが、幸にもネープルス市中で「富貴なる日本人。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
」と盛名隆々たる濱島武文の特別なる盡力があつたので、吾等は遂に此最上の船室を占領する事になつた。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
当時正四位下左近衛少将に任官し、十八万石を領するに至った。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
作例 · 標準
彼は若くして広大な土地を領する領主となり、その地の民を治めることになった。
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かつてこの一帯を領した武将は、民衆から非常に慕われていたと伝えられている。
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天下を領するという野望を抱き、彼は数々の戦にその身を投じた。
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