闘中
闘中
名詞
標準
文例 · 用例
それは、格闘中右胸上部に洋剣を刺されたままになっていた竜騎兵伍長が、それから六十時間後に、棺中に蘇生したと云うのです。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
戦闘が始まると、シナ人はみな避難してしまうので、その高粱飯も戦闘中には求めることが出来ず、空腹をかかえて駈けまわることになるのです。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
――そう仰有るなら申しますが、さっき暗闇の格闘中のことですが、いくら呼んでも返事をしなかったですよ。
— 海野十三 『恐怖の口笛』 青空文庫
房枝は、そのさわぎをよそに、今しも車輪にかけられそうになった格闘中の二人の男に、全身の注意力を送った。
— 海野十三 『爆薬の花籠』 青空文庫
そのとき警報ベルが鳴りやむと同時に、高声器から、戦闘中のロケット隊長からの声が出てきました。
— 海野十三 『怪塔王』 青空文庫
5 高声機の中からは、戦闘中のロケット隊長から怪塔王あてにかかって来た戦況報告がひびいて来ました。
— 海野十三 『怪塔王』 青空文庫
そして他のロケットはどこにいるのか」「それがその、さきほどからの戦闘中、あべこべ砲にやられまして、いずれもみな火焔につつまれて海面へ落ちていき、それっきりふたたび浮かびあがってまいりません」「な、なんじゃ。
— 海野十三 『怪塔王』 青空文庫
艦隊は、そのとき空と海面との両方から、まだ空中にのこっている敵のロケットやら、また海面におちながら、まだ降参しないでうってくる敵の生き残りの者どもと、しきりに戦闘中でありました。
— 海野十三 『怪塔王』 青空文庫