丸頭巾
まるずきん
名詞
標準
bouffant cloth cap (traditionally worn by old people and monks)
文例 · 用例
まして岸を行く往来の人々は、丸頭巾をかぶつたのも、革足袋をはいたのも、皆|凩の吹く世の中を忘れたやうに、うつそりとして歩いて行く。
— 芥川龍之介 『枯野抄』 青空文庫
「ねえ、幸内や、早く癒っておくれ、わたしはお前から聞いてみなければわからない、わたしもまたお前に聞いてもらわなければならないことがある」 その晩、お銀様の居間へ丸頭巾を被った父の伊太夫がやって来て、何か言っているようでありましたが、やがてその言葉がいつもよりも荒く聞えました。
— お銀様の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
お角の通された一間、そこには丸頭巾をかぶったお金持らしい老人が一人、眼鏡をかけてしきりに本を読んでいる。
— 白骨の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
内蔵助の前へ、妙の手からさし置かれたのは、紫縮緬の丸頭巾であった。
— 吉川英治 『新編忠臣蔵』 青空文庫
作例 · 標準
「おばあちゃん、その丸頭巾とっても似合っていて可愛いよ」
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隠居した老人が丸頭巾を被って、庭の盆栽を熱心に手入れしている。
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時代劇に出てくる尼僧が、白い丸頭巾を深く被って歩いていた。
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