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千枚通し

せんまいどおし
名詞
1
標準
awl
文例 · 用例
この錐といふのは千枚通しの丈夫な錐であつて、これを買ふてから十年余りになるであらう。
正岡子規 病牀六尺 青空文庫
丁度僕が腰をかけて足がブラブラする程度の高さに、割った竹を張った床が出来ていて、ひとまずそこに荷を下し、ナイフ、千枚通し、鋏、剃刀等、先端のとがった物や物騒な品は全部取上げられた。
ある新聞記者の見た敗戦 比島投降記 青空文庫
「多分、疊針か、千枚通しか、鋭い逞ましいものを突き立て、引拔いて、丁寧に耳の穴を拭いたことだらう、鬼のやうな仕業だ」 平次は言ひ切つてホツとした樣子です。
鬼女 錢形平次捕物控 青空文庫
この好もしい姿を永久に俺のものにして了うのは今だと思った」「用意していた千枚通しを、あの女の匂やかな襟足へ、力まかせにたたき込んだ。
江戸川乱歩 白昼夢 青空文庫
厚紙の蓋を短い千枚通しのような道具で突き刺し、店番の女性は蓋を取ってくれた。
片岡義男 東京青年 青空文庫
作例 · 標準
革細工をするには、まず千枚通しで穴を開ける必要がある。
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昔ながらの裁縫箱には、必ず千枚通しが入っていたものだ。
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この厚紙に正確な印をつけたいなら、千枚通しを使うのが一番だね。
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