社々
社々
名詞
標準
文例 · 用例
手にも取らないで、口のなかに低声におよみなすつたのが、市内衛生会委員、教育談話会幹事、生命保険会社々員、一六会々長、美術奨励会理事、大日本赤十字社社員、天野喜太郎。
— 泉鏡花 『化鳥』 青空文庫
君は、と問ひ返すと意外にも前のY――君やK――君たちと同じく我等の創作社々友T――君であつた。
— 若山牧水 『梅雨紀行』 青空文庫
運動をして飮めば惡醉をせぬといふ信念のもとに、飮まうと思ふ日には自ら鍬を振り肥料を擔いで半日以上の大勞働に從事する創作社々友がいま私の近くに住んでゐる。
— 野蒜の花 『樹木とその葉』 青空文庫
賄賂を強迫する日子を経過する所以のものにして、参事会員太田直次は六月十九日此の第一案を抑留し、自ら鉛管会社々長郷誠之助に談判し、賄賂を納れざれば購入せざるべしと脅嚇したるなり。
— 木下尚江 『自由の使徒・島田三郎』 青空文庫
だが、却て、かうした祭りが始まつて後、神社々々特殊の定祭が起つたのであつた。
— 祭りの発生 その一 『ほうとする話』 青空文庫
此地方化で、神嘗祭りの為に献つた荷前の残りの初穂を、地方の社々の神も試み喰べられたのが、秋祭りの起りである。
— 祭りの発生 その一 『ほうとする話』 青空文庫
だが、文献で考へられる範囲では、早稲は神の為で、神嘗用であり、おきつ・み・としの初穂は、祈年祭・月次祭りに与る社々・皇親の尊長者の霊にも御料の外を頒たれる事になつてゐた。
— 祭りの発生 その一 『ほうとする話』 青空文庫
秋の初めから、九月の末に祭りを行ふ様な処までも、社々で、童相撲・若衆相撲などを催す。
— 祭りの発生 その一 『ほうとする話』 青空文庫