石神
しゃくじん異読 いしがみ
名詞
標準
stone which is worshipped
文例 · 用例
石神の庄助がさきに立って、そのあとから、練瓦場の人たちが三人ばかり、肌ぬぎになったり、網を持ったりして、河原のねむの木のとこを、こっちへ来るから、ぼくは、きっと発破だとおもった。
— 宮沢賢治 『さいかち淵』 青空文庫
岩手山巓外輪山の夜明け方、 息吹きも白み競ひ立ち、三十三の石神に、 米を注ぎて奔り行く。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
豊島の渡より川はかへつて西南に向つて流れて、やがて○石神川を収めてまた東に向つて去る。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
石神川は秋の日の遊びどころとして、錦繍の眺め、人をして車を停めて坐に愛せしむる滝の川村の流れなり。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
水上は旧石神井村三宝寺の池なれば、正しくは石神井川といふべし。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
石神井明神の神体たる石剣の如きもその一なり。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
石神の庄助がさきに立って、そのあとから、煉瓦場の人たちが三人ばかり、肌ぬぎになったり、網を持ったりして、河原のねむの木のとこを、こっちへ来るから、ぼくは、きっと発破だとおもった。
— 宮沢賢治 『さいかち淵』 青空文庫
あなたさまは、王子の滝ノ川をご存じでいらっしゃいましょう」 むかし石神井川といったその川は、今のように荒川平野へ流れて、荒川へ落ちずに、飛鳥山、道灌山、上野台の丘陵の西側を通って、海の入江に入った。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
作例 · 標準
村の奥には、古くから信仰されている石神が祀られている。
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この石神に願掛けをすると、子宝に恵まれるという言い伝えがある。
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毎年、多くの人々が石神の前で手を合わせ、豊作を祈る。
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ウィキペディア曖昧さ回避
石神(いしがみ)
地名
- 石神 (八幡平市) — 岩手県八幡平市
- 石神 (南相馬市) — 福島県南相馬市原町区
- 石神 (東海村) — 茨城県那珂郡東海村
- 石神 (行方市) — 茨城県行方市
- 石神 (神栖市) — 茨城県神栖市
- 吉井町石神 — 群馬県高崎市
- 石神 (川口市) — 埼玉県川口市
- 石神 (新座市) — 埼玉県新座市
- 石神 (市原市) — 千葉県市原市
- 石神 (茂原市) — 千葉県茂原市
- 石神 (南房総市) — 千葉県南房総市
- 石神 (大多喜町) — 千葉県夷隅郡大多喜町
- 石神 (上越市) — 新潟県上越市頸城区
- 石神 (本巣市) — 岐阜県本巣市
- 神岡町石神 — 岐阜県飛騨市
- 石神 (川辺町) — 岐阜県加茂郡川辺町
- 石神 (浜松市) — 静岡県浜松市天竜区
- 石神 (熊野町) — 広島県安芸郡熊野町
その他
- 石神 (民間信仰) — 依り代・神体として祀られる霊石・縄文時代の石器のこと。「ミシャグジ」も参照。
- 日本語の姓のひとつ。
出典: 石神 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0