虎狼痢
コロリ
名詞
標準
cholera
文例 · 用例
最早それはいひツこなしとゝめるも云ふも一筋道横町の方に植木は多しこちへと招けば走りよるぬり下駄の音カラコロリ琴ひく盲女は今の世の朝顔か露のひぬまのあはれ/\粟の水飴めしませとゆるく甘くいふ隣にあつ焼の塩せんべいかたきをむねとしたるもをかし。
— 樋口一葉 『闇桜』 青空文庫
……突然……部屋の隅の思いがけない方向で……コロロン、コロロン、コロリン……トロロロンンン……という優雅なオルゴールのような音がした。
— 夢野久作 『女坑主』 青空文庫
いや、勇んだの候の、瓜井戸の姉はべたりだが、江戸ものはコロリと來るわ、で、葛西に、栗橋北千住の鰌に鯰を、白魚の氣に成つて、腮を撫でた。
— 泉鏡太郎 『二た面』 青空文庫
そして自分のお床にコロリと横になって言いました。
— 宮沢賢治 『貝の火』 青空文庫
その俤や、俤や―― 紙を通して障子の彼方に、ほの白いその俤が……どうやら透いて見えるようで、固くなった耳の底で、天の高さ、地の厚さを、あらん限り、深く、遥に、星の座も、竜宮の燈も同一遠さ、と思う辺、黄金の鈴を振るごとく、ただ一声、コロリン、と琴が響いた。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
俗にいう『コロリ往生』を遂げることである。
— ――(消息に代えて)―― 『私を語る』 青空文庫
「あらわれましたのは、ソコヌケ将軍に、愛馬クロにござーい」 留じいさんが口上をのべますと、正坊はクロのせなかから、コロリところげ落ちてみせました。
— 新美南吉 『正坊とクロ』 青空文庫
それによれば、何等の機縁が有ったのでも無く、我児が一人で世に立って行かれるようになったので、予ての心願に任せて至極安穏に、時至って瓜が蔕から離れるが如く俗世界からコロリと滑り出して後生願い一方の人となったのであろう。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
作例 · 標準
明治時代には、虎狼痢が大流行し、多くの人々が命を落とした。
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当時の医学では、虎狼痢の治療法が確立されていなかった。
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虎狼痢の蔓延を防ぐため、衛生管理が徹底された。
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