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黒竜

こくりゅう
名詞
1
標準
文例 · 用例
-------------------------------------------------------     一 ブラゴウエシチェンスクと黒河を距てる黒竜江は、海ばかり眺めて、育った日本人には馬関と門司の間の海峡を見るような感じがした。
黒島伝治 国境 青空文庫
黒竜江は、どこまでも海のような豊潤さと、悠々さをたたえて、遠く、ザバイガル州と呼倫湖から、シベリアと支那との、国境をうねうねとうねり二千里に渡って流れていた。
黒島伝治 国境 青空文庫
黒竜江にはところどころ結氷を破って、底から上ってくる河水を溜め、荷馬車を引く、咽頭が乾いた馬に水をのませるのを商売とする支那人が現れた。
黒島伝治 国境 青空文庫
厚さ三尺ないし八尺、黒竜江の氷は、なおその上に厚さを加えようとして、ワチワチ音を立て、底から表面へ瘤のようにもれ上ってきた。
黒島伝治 国境 青空文庫
二重硝子の窓の外には、きつきつたる肌ざわりの荒い岩のような、黒竜江の結氷が星空の下に光っていた。
黒島伝治 国境 青空文庫
それでも深沢は、どこまでもシベリアに喰いさがろうとした、黒竜江のこちら側へ渡った。
黒島伝治 国境 青空文庫
さまざまな化粧品や、真珠のはまった金の耳輪や、蝶形のピンや、絹の靴下や、エナメル塗った踵の高い靴や、――そういう嵩ばらずに金目になる品々が、哈爾賓から河航汽船に積まれて、松花江を下り、ラホスースから、今度は黒竜江を遡って黒河へ運ばれてきた。
黒島伝治 国境 青空文庫
四 黒竜江の結氷が轟音とともに破れ、氷塊は、濁流に押し流されて動きだす春がきた。
黒島伝治 国境 青空文庫
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黒竜 は、ヨーロッパや中国や日本の伝承および物語、神話に登場する竜の一種。

出典: 黒竜 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0