熊送り
くまおくり
名詞
標準
bear-sacrifice ceremony
文例 · 用例
屋後には熊の髑髏の白くなったのや、まだ比較的|生しいのを突き刺した棹、熊送りに用うるアイヌの幣束イナホなどが十数本、立ったり倒れたりして居る。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
されば、その外観は、熊を生贄として神を祭るに似ているけれども、アイヌの解するところでは、それは熊送りというべきもので、平素彼らの食料となる熊を優遇し、これを神の国に送り返すの意義だという。
— 喜田貞吉 『奥羽地方のシシ踊りと鹿供養』 青空文庫
山頂に登り、近くは斗満別に出でたるに、土人小屋あり、一人の住する無きも、傍らに熊送りの為め熊頭を木に刺して久しく晒したるを以て白色となれる数個を見たり。
— 関寛 『関牧塲創業記事』 青空文庫
作例 · 標準
アイヌ文化の核心に触れる儀式である熊送りについて、博物館の映像資料で深く学んだ。
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熊送りは、熊の姿を借りて現れた神の魂を、感謝と共に天国へ送り届ける神聖な行事だ。
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「イオマンテ、つまり熊送りは、自然界のすべての命への敬意を表す儀式なんだね」
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