立ち通し
たちどおし
表現
標準
remain standing
文例 · 用例
俺だって一晩中立ち通したかねえからな」「冗談云うない。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
夜店出し「なんや、あんたか」葉子「おっちゃんも乗ったはったの」夜店出し「大阪からずっと立ち通しやったんや。
— 織田作之助 『四つの都』 青空文庫
大久保氏は吊革にもぶら下らないで、左腋には読みさしの『十九世紀雑誌』の五月号を挿み、右手には幾度か俄雨にでも出会つたらしい絹紬の洋傘をついた儘じつと立ち通しでゐた。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
お客のない吊革は、この羊のやうな顔をした紳士を待遇すやうに、幾度か鼻先で小踊りをしてみせたが、大久保氏はそんな物に頓着もなく、洋傘をついた儘じつと立ち通してゐる。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
が、その間ずっと立ち通しなのでかなり疲れた。
— ――獄中手記―― 『何が私をこうさせたか』 青空文庫
でも、ぶっ続けに立ち通しの夕刊売りに較べると、ずっと楽なので、売れても売れなくても私は、皆の引き上げるまでは夜露を全身に浴びながら、夜の路傍の地べたに座っているのだった。
— ――獄中手記―― 『何が私をこうさせたか』 青空文庫
立ち通してしまった。
— 豊島与志雄 『慾』 青空文庫
しかし駄夫は、この時もはや全く何事もしたくない物臭にとりつかれてゐたので、変な風に白々しい気抜けを味はひ乍ら、先刻から立ち通しにポカンとして坐ることも忘れてゐた。
— 坂口安吾 『竹藪の家』 青空文庫
作例 · 標準
始発から終点まで、新幹線は自由席で立ち通しだったので非常に疲れた。
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デパートの初売りセールで、開店から閉店まで立ち通しで接客した。
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キッチンで立ち通しで御節料理を作っていたら、腰が悲鳴を上げた。
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