思い浮かべる
おもいうかべる
動詞-一段動詞-他動詞頻度ランク #17676 · 青空 309 例
標準
to remember
文例 · 用例
かの茫漠たるステッペンやパンパスを漂浪する民族との比較を思い浮かべるときにこの日本の地形的特徴の精神的意義がいっそう明瞭に納得されるであろうと思われる。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
この感情を思い浮かべるためには、われわれが都会で経験する停電を思い出してみればいい。
— 梶井基次郎 『闇の絵巻』 青空文庫
それを思い浮かべるたびに、私は今いる都会のどこへ行っても電燈の光の流れている夜を薄っ汚なく思わないではいられないのである。
— 梶井基次郎 『闇の絵巻』 青空文庫
私の眼はその荒れ寂びた空想のなかに、恐ろしいまでに鮮やかな一つの場面を思い浮かべる。
— 梶井基次郎 『冬の蠅』 青空文庫
次から次へ愛するものを失っていった母の、ときどきするとぼけたような表情を思い浮かべると、彼は静かに泣きはじめた。
— 梶井基次郎 『冬の日』 青空文庫
近年東京会館の屋上庭園などで涼みながら銀座へんのネオンサインの照明を見おろしているときに、ふいとこの幼時の南磧の納涼場の記憶がよみがえって来て、そうしてあの熱い田舎ぜんざいの水っぽい甘さを思い出すと同時になき母のまだ若かった昔の日を思い浮かべることもある。
— 寺田寅彦 『涼味数題』 青空文庫
と一つ思い浮かべるとその悲劇の有様が目の先に浮んで来て、母やお光が血だらけになって逃げ廻る様がありありと見える。
— 国木田独歩 『酒中日記』 青空文庫
私はそれを見るたびに、楊枝をかみながら絵絹に対している春田居士を思い浮かべる。
— 寺田寅彦 『亮の追憶』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
to imagine
作例 · 標準
例句