ガソリンカー
ガソリンカー異読 ガソリン・カー
名詞
標準
gasoline railcar
文例 · 用例
学校に樹明君を訪ねる、それから街を歩いてゐるうちに、ガソリンカーに乗つて山口へ、――小人、銭を持つて罪あり、――酔うて歩けばすつかり夏だ。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
・ことしも暮れるお墓を掃除する 周二君に・けふはよばれてゆきますガソリンカーで・年の市のお猿さんやたらに踊らされてゐる・こゝろなぐさまずこゝまで来たが冬されの水 湯田温泉・わいてたたへてあふれる湯の惜しむところなく・ぼんやり観てゐる冬山のかさなれるかたち 十二月廿六日 晴、冬ぐもり、晴。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
山口へ行く、途中理髪する、気分がさつぱりした、バスに乗りおくれてガソリンカーにする、暑い暑い、青い青い、そして涼しい涼しい、愉快愉快。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
――どうも大分横道にそれてしまいましたが……で、その夜明けのポンコツの知らせを受けて私と吉村君とそれから矢張り泊り番だった工夫の三人ばかりとで取敢ずガソリンカーで現場へ出掛けたのです。
— 蘭郁二郎 『穴』 青空文庫
ガソリンカーといってもトロッコに毛の生えたようなものですがこれが思ったよりスピードを出すもので私たちは振り落されないようにしっかり捉まっていながら寝不足と霧雨とに悩まされてすっかり憂鬱になっていました。
— 蘭郁二郎 『穴』 青空文庫
又余談になりましたが、――ガソリンカーがびゅうびゅう駛って行きます。
— 蘭郁二郎 『穴』 青空文庫
ところが吉村君が私の耳元で『ポンコツ食ったっていうのはこの辺なんだぜ』 そう囁いたかと思うと、急にガソリンカーがぐーっとスピードを落して、止ってしまったのです。
— 蘭郁二郎 『穴』 青空文庫
汽車に乗るにも曲りくねつた山径を五里ほど歩いてからでないとガソリンカーの停留場へもでられない。
— ――夢と知性―― 『吹雪物語』 青空文庫
作例 · 標準
地方のローカル線では、かつてガソリンカーが主力として活躍していた。
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古い鉄道雑誌で、単行で走るガソリンカーの写真を見つけた。
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電化されていない区間では、現在でもガソリンカーが運行されている路線がある。
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鉄道博物館には、初期のガソリンカーが大切に保存されている。
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ウィキペディア曖昧さ回避
ガソリンカー、ガソリン車 ガソリンエンジンを動力として走行する鉄道車両。気動車の一種。 ガソリンエンジンを動力として走行する自動車。ガソリン自動車を参照。
出典: ガソリンカー — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0