花芯
かしん
名詞
標準
文例 · 用例
特に全ての愛の中の最高なるものを吸収する恋愛は霊肉の合致となり、個人的生活と社会的生活の一致ともなり、偉大にして神秘なる世界的薔薇の花芯となるのである。
— エレン・ケイ 『恋愛と道徳』 青空文庫
だが、金蓮の花芯はまだそこまで開意をもっていなかった。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
それは日輪の下に一つの花芯をつつんで生命を愛しみあう花弁の睦みと違わない。
— 帝獄帖 『私本太平記』 青空文庫
しかし真の紅梅であれば色はただの緋というよりも黒緋にちかく、花芯のシベも胡麻ツブのもっと可憐なものに似ている。
— 吉川英治 『紅梅の客』 青空文庫