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蹴上げ

けあげ
名詞
1
標準
riser (in a building)
文例 · 用例
ただ飛脚が街道筋を灰煙りを蹴上げて規則正しく行き交わすだけだ。
岡本かの子 宝永噴火 青空文庫
」「眞個だよ、霰だつて、半分は、其の海坊主が蹴上げて來る、波の※が交つてるんだとさ。
泉鏡太郎 霰ふる 青空文庫
猛狒怒つて刀身を双手に握ると、水兵は焦つて其胸先を蹴上げる、此大奮鬪の最中沈着なる海軍士官は靜かに進み寄つて、二連銃の筒先は猛狒の心臟を狙ふよと見えしが、忽ち聽ゆる一發の銃聲。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
安酒のにおい、汗のにおい、食料脂のにおい、――、そういうものが雨で立籠められたうえ、靴の底から蹴上げられる埃と煙草の煙に混り合って部屋の中の空気を重く濁した。
岡本かの子 巴里祭 青空文庫
ようやくとまったバスの横腹を力まかせに蹴上げた。
太宰治 秋風記 青空文庫
」三木は、尻餅つきながらも、力一ぱい助七の下腹部を蹴上げた。
太宰治 火の鳥 青空文庫
今度は裾を捲って両足を交る/″\蹴上げ、くるりと廻って腰を二三遍振ると、隠すべき部分までわたくしに剥き出して見せようとします。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
その女の人が、両腕をひろげ、片足を思ひきりたかく蹴上げて、お得意の踊ををどつてゐるのです。
鈴木三重吉 一本足の兵隊 青空文庫
作例 · 標準
階段の蹴上げを低く設計することで、高齢者でも上りやすくする。
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この建築では、蹴上げの高さを均一に保つことが美学とされている。
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建築基準法では、蹴上げの高さに一定の制限がある。
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