自己流
じこりゅう
名詞頻度ランク #30196 · 青空 103 例
標準
one's own style
文例 · 用例
――そして兎に角にも自己流の珍らしい建築を完成した。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
そして彼が石を集め、苔を植ゑて庭を造り楽しむ時、しばしばその自己流の道楽芸が専門の庭園師を嘆息させるほど、真にユニイクな芸術創作となるのである。
— 俳人としての芥川龍之介と室生犀星 『小説家の俳句』 青空文庫
後にも例解する如く、蕪村は支那の故事や漢語を取って、原意と全く無関係に、自己流の詩的技巧で駆使している。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
しかし蕪村一流の技法によって、これを全く自己流の表現に用いている。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
これも例えば長母音を勝手に二音に数えたり、重母音を自己流に分けたり合したりすると短歌と同じ口調に読めるものが多数にある。
— 寺田寅彦 『短歌の詩形』 青空文庫
しかし自分が以下に試みに随筆的に述べてみたいと思う自己流の俳句観のはしがきのような意味で、やはり自己流の俳句源流説を略記して一つには初心読者の参考に供し、また一つには先輩諸家の批評を仰ぎたいと思うのである。
— 寺田寅彦 『俳句の精神』 青空文庫
付言 以上は自分の自己流の俳句観である。
— 寺田寅彦 『俳句の精神』 青空文庫
発音は自己流でいいかげんのものであるが、およその体裁だけはわかるであろう。
— 寺田寅彦 『火事教育』 青空文庫
作例 · 標準
彼は独学でピアノを学び、完全に自己流の奏法で美しい旋律を奏でる。
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レシピを見ずに自己流で味付けをしたら、意外にも家族から大好評だった。
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基礎を疎かにして自己流に走ると、ある段階から上達が止まってしまう。
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