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曇らせる

くもらせる
動詞-一段
1
標準
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文例 · 用例
外交官の松岡は頑丈な顔を曇らせると眼を伏せてしまった。
吉行エイスケ バルザックの寝巻姿 青空文庫
それ等は実に今日まで私の思い出を曇らせる雲翳だったのです) 街を走る電車はその晩電車固有の美しさで私の眼に映りました。
――或る私信―― 橡の花 青空文庫
又ある時は、お祭りの人ごみに立ちまじって、赤いゆもじの裾を染め、オモチャの笛をあわれみ詰まらせ、神木の肌を神さびさせ、仁王様の腕の古疵を疼き痛ませ、御神鏡の光を朧にした上に、伏しおがむ人々の睫毛までも白々としばたたかせて、昔ながらの迷信をいよいよ薄黒く、つまらなく曇らせる
夢野久作 青空文庫
その場合に、もし研究者の自我がその心眼の明を曇らせるようなことがあると、とんでもない失敗をする恐れがある。
寺田寅彦 「手首」の問題 青空文庫
アイリスは顳※や上眼瞼に青筋のある神経質の小さな顔を怪訝に曇らせる
岡本かの子 決闘場 青空文庫
磨きつゝあると思つてやつてゐたことは、実はその心の疑を曇らせるためにのみ役立つて来てゐたのであつた。
田山録弥 批評的精神を難ず 青空文庫
(急に顏色を曇らせる
岡本綺堂 權三と助十 青空文庫
彦三郎 (これも聲を曇らせる
岡本綺堂 權三と助十 青空文庫
作例 · 標準
悲しい知らせを聞いた彼女は、一瞬にしてその表情を曇らせ、言葉を失った。
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自分の不注意な発言が、せっかくの楽しい食事の場を曇らせてしまったと反省した。
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遠い異国の地で苦労している息子のことを思い、母親は不安げに瞳を曇らせた
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曇らせる(くもらせる) — 幻辞.com