月形
つきがた
名詞
標準
crescent shape
文例 · 用例
今夜買ったのは半月形で蒼海原に帆を孕んだ三本|檣の巨船の絵である。
— 寺田寅彦 『まじょりか皿』 青空文庫
この傾斜を上り切って、ひょいと顔を出すと、槍ヶ岳の大身の槍尖が、すいと穂を立てている、そうして白い雪が、涎懸けのように半月形をして、その根元の頸を巻いている。
— 小島烏水 『槍ヶ岳第三回登山』 青空文庫
私が薬師岳で観察した所に依ると、凡べてのカアル皆然りとは言われないが、カアルの初期は、雪が横一文字に堆くなっているに過ぎないが、その両端の垂下力が遅く、中央が速いためか、第二期には三日月形に歪み、更に拡大して勾玉形になって来ている。
— 小島烏水 『高山の雪』 青空文庫
回々教と新月形 回教では新月形を記章とする事あたかも基督教の十字架のごとくである。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
始めは二つの爪あるいは牙の根元を糸や金具で縛ったものを用いていたが、後には一片の彫刻物で代用するようになり、後には真中の継目の痕も略されて新月形になってしまったという事がわかった。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
流の折曲る処に、第六のが半輪の月形に覗いていました。
— 泉鏡花 『半島一奇抄』 青空文庫
半月形に、ほかほかとのぼせた顔して、取廻わした、小さな見物、わやわやとまた一動揺。
— 泉鏡花 『陽炎座』 青空文庫
」 そのころ大阪ですばらしい人気を呼んだ大衆劇の沢正が、東京の劇壇へ乗り出し、断然劇壇を風靡していたが、一つは水際だった早斬りの離れ業が、今までのちゃんばらに一新紀元を劃したからでもあり、机|龍之介や月形半平太が、ことにも観衆の溜飲を下げていた。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
作例 · 標準
三日月は美しい月形をしている。
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彼女は月形のピアスをしていた。
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パンを月形にカットして、お皿に並べた。
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