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限り無し

きりなし
名詞
1
標準
boundlessness
文例 · 用例
桑折、苅田、岩沼、丸森などの処々、斯様いう目を見たのであるから、蒲生家の士の正望の書いたものに「憎しということ限り無し」と政宗領の町人百姓の事を罵っているのも道理である。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
わが愛欲わが愛欲は限り無し、今日のためより明日のため、香油をぞ塗る、更に塗る。
與謝野晶子 晶子詩篇全集 青空文庫
名をすら知らぬ草ながら、葉の形見れば限り無し、さかづきの形、とんぼ形、のこぎりの形、楯の形、ペン尖の形、針の形。
與謝野晶子 晶子詩篇全集 青空文庫
また葉の色も限り無し、青梅の色、鶸茶色、緑青の色、空の色、それに裏葉の海の色。
與謝野晶子 晶子詩篇全集 青空文庫
我等の愛は限り無し、自然、道徳、学の愛、家庭、交友、国の愛、国の内外の人の愛。
與謝野晶子 晶子詩篇全集拾遺 青空文庫
肉体的とも精神的とも分野をつき止めにくいあこがれが、低気圧の渦のように、自分の喉頭のうしろの辺に鬱して来て、しっきりなしに自分に渇きを覚えさせた。
岡本かの子 桃のある風景 青空文庫
冷たいものがしきりなしに顔に当る。
岡本かの子 桃のある風景 青空文庫
桜花が、しっきりなしにそれらの上へ散りかかります。
岡本かの子 病房にたわむ花 青空文庫
2
標準
incessantness