弓馬
きゅうば
名詞
標準
archery and horsemanship
文例 · 用例
頼光をはじめ、鎮西八郎、悪源太義平などの武勇に就いては知らぬ人も無いだろうが、あの、八幡太郎義家でも、その風流、人徳、兵法に於いて優れていたばかりでなく、やはり男一匹として腕に覚えがあったから、弓馬の神としてあがめられているのである。
— 太宰治 『花吹雪』 青空文庫
矢継早の名人で、機関銃のように数百本の矢をまたたく間にひゅうひゅうと敵陣に射込み、しかも百発百中、というと講談のようになってしまうが、しかし源氏には、不思議なくらい弓馬の天才が続々とあらわれた事だけは本当である。
— 太宰治 『花吹雪』 青空文庫
四日、甲午、小御所東面の小庭に於て、和田新左衛門尉常盛以下の壮士等切的を射る、是弓馬の事は、思食し棄てらる可からざるの由、相州諫め申すに依りて、興行せらるる所なり、故に勝負有る可しと云々。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
相州さまもほつとしたやうに、あたりを見廻しながら声高くお笑ひになつて、「弓馬の薦めがたたりましたかな。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
(武家義理物語、巻一の一、我が物ゆゑに裸川) 義理 義理のために死を致す事、これ弓馬の家のならい、むかし摂州伊丹に神崎式部という筋目正しき武士がいた。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
幻詭猥雑の談に、干戈弓馬の事を挿み、慷慨節義の譚に、神仙縹緲の趣を交ゆ。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
「御辺の行跡何とも無分別候、行末何になるべき覚悟に哉……弓馬は男の業也器用も不器用も不入候可稽古事也、国を治む文武二道なくては更に叶べからず候、……其上君子|重ずんば則威あらず義元事は不慮の為進退軽々しき心持候。
— 菊池寛 『桶狭間合戦』 青空文庫
『弓馬秘伝聞書』に祝言の供に猿皮の空穂を忌む。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
古代の武士は、弓馬の道に長けていた。
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彼は幼い頃から弓馬の稽古に励み、一流の武芸者となった。
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弓馬術は、かつて武家のたしなみとして重要視されていた。
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時代劇で見る弓馬の戦いは、迫力がある。
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