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迭香

迭香
名詞
1
標準
文例 · 用例
岩石のはざまよりは、青き迷迭香(ロスマリヌス)、赤き紫羅欄花など生ひ上りたるが、その巓にはチウダレイクスが廢城の殘壁ありて、猶|巍々として雲を凌げり。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
ああ、この迷迭香でもフルール・ドウ・ルシイ――いいえ|百合の花でも、どっちでもいいのだけれどきっと凋んでしまうにきまってますわ、父の没くなりました時、それは立派な最期でしたけど」 と、弥生の春の花薔薇、いとしのオフェリヤは、そうして残りの花を、舞台の縁にふり撒くのだった。
小栗虫太郎 オフェリヤ殺し 青空文庫
迭香でも――と云って、その次に、それでも|百合の花でもどっちでもいいのだけれど、きっと凋んでしまうだろう――と云った。
小栗虫太郎 オフェリヤ殺し 青空文庫
つまりフルール・ド・リシイと語尾を云い違えたのは、迷迭香と云って、Rose と Mary と二つの言葉を思い浮かべたために、それが聯想的に引き出したものがあったからです。
小栗虫太郎 オフェリヤ殺し 青空文庫
つまり迷迭香でも|百合の花でも――と云った台詞の意味は、もし女の子が生まれたらローザかマリア、男の子だったらフリードリッヒと附けよう――。
小栗虫太郎 オフェリヤ殺し 青空文庫
え、ロミオと萬迭香とは、頭字が同じかいな?
ROMEO AND JULIET ロミオとヂュリエット 青空文庫
……何でもな、貴下と萬迭香とが如何とやらしたといふ、何ぢゃ知らんが、面白さうな額言(格言)とやらを作らしゃってぢゃ、貴下が聞かッしゃれば喜ばッしゃらうやうな。
ROMEO AND JULIET ロミオとヂュリエット 青空文庫
さ、涙を乾かして、迷迭香を死骸に※ましゃれ。
ROMEO AND JULIET ロミオとヂュリエット 青空文庫