焼芋
やきいも
名詞
標準
文例 · 用例
)なぞと云う奴は、親のために焼芋を調え、牡丹餅を買い……お茶番の孝女だ。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
これからその焼芋だの、牡丹餅だの。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
……天麩羅とも、蕎麦とも、焼芋とも、芬と塩煎餅の香しさがコンガリと鼻を突いて、袋を持った手がガチガチと震う。
— 泉鏡花 『売色鴨南蛮』 青空文庫
一軒隣に、焼芋屋がありましてね。
— 泉鏡花 『木の子説法』 青空文庫
――内証だが、ここで糸七は実は焼芋を主張した。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
」「それだから焼芋を主張したのに、ほぐして入れると直ぐに実になる。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
」「仲之町の芸者の噂のあとへ、それだけは、その、焼芋、焼芋だけはあやまるよ。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
――糸七のおなじ話でも、紅玉、緑宝玉だと取次|栄がするが、何分焼芋はあやまる。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫