ちりんちりん
ちりんちりん
副詞
標準
jingle
文例 · 用例
幌馬車でちりんちりんだ。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
女房は銚子を忙しげに受け取って、女中に「用があればベルを鳴らすよ、ちりんちりんを鳴らすよ、あっちへ行ってお出」と云って、障子を締めた。
— 森鴎外 『鼠坂』 青空文庫
野々宮君は、向こうの小間物屋をさして、「あすこでちょいと買物をしますからね」と言って、ちりんちりんと鳴るあいだを駆け抜けた。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
それから、型の如く煤けた天井と、同じく煤けたシャンデリアで、それにはカットグラスが沢山ぶらさがっていて、給仕が型の如く、海辺に集う鳥の数ほど夥しい茶碗を載せた盆を、大胆に振り廻しながら擦りきれた油布の上を駈けまわるたんびに、跳ねあがったり、ちりんちりん音を立てたりする。
— または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 『死せる魂』 青空文庫
するとあちらの方で電話がちりんちりんと鳴った。
— 夏目漱石 『彼岸過迄』 青空文庫
ちりんちりんと鳴る鈴は羊のくびにないけれど、かはりにぼくが口笛をじやうずに吹いてひびかせる。
— 童謠集 『歌時計』 青空文庫
その足音が長吉の耳には急いで馳けて行くように聞えた、かと思う間もなく、ちりんちりんと格子戸の鈴の音がした。
— 永井荷風 『すみだ川』 青空文庫
最上等のお仕込を受けた申分のない紳士たちは、彼等がものうげに動くたびにちりんちりんと鳴る小さな垂れ下っている飾物を身に著けていた。
— 上巻 『二都物語』 青空文庫
作例 · 標準
夕暮れの街に、豆腐屋さんの自転車がちりんちりんと鐘を鳴らして通る。
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風鈴がちりんちりんと涼やかな音を立て、夏の午後を彩っている。
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背後でちりんちりんとベルを鳴らされ、慌てて歩道の端に避けた。
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