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来小

らいしょう
名詞
1
標準
文例 · 用例
いわんや、第三回の募集の時にすら先生は既に左のごとくに云うているのである、前略、古来小区域に跼蹐して陳套を脱するあたわざりし桜花がいかに新鮮の空気に触れて絢爛の美を現したるかは連日掲載の短歌を見し人の熟知するところなるべし。
伊藤左千夫 竹乃里人 青空文庫
白い柔かな円石もころがつて来小さな錐の形の水晶の粒や、金雲母のかけらもながれて来てとまりました。
宮沢賢治 やまなし 青空文庫
このような実例の小規模なものは従来小さな映画館の火事の場合に記録されている。
寺田寅彦 火事教育 青空文庫
昔のジャッキー・クーガン以来小さい子供はみんなたいてい映画俳優として成効している。
寺田寅彦 映画雑感(3) 青空文庫
それ以来小母さんたちがちょっとでも藤さんの事を言いだすと、自分はたちまち二日の記憶を抱いて遁げて行くのであった。
鈴木三重吉 千鳥 青空文庫
来小柄な伯父の、経帷子を着て横たわった姿は、ちょうど、子供のようであった。
中島敦 斗南先生 青空文庫
文化九年五月七日、佐竹右京大夫様御家来小倉亘妹縁談願之通被仰付。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
さて茶番が原来小野のために催されるのだから、道悦に花を持たせて、天一坊と忠臣蔵の勘平とを割り当てた。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫