自警団
じけいだん
名詞
標準
vigilance committee
文例 · 用例
いろいろ物そうなので、町々では青年団なぞがそれぞれ自警団を作り、うろんくさいものがいりこむのをふせいだり、火の番をしたりして警戒しました。
— 鈴木三重吉 『大震火災記』 青空文庫
その頃の自警団は気が立っていて、警吏が検挙して来たものにさえ暴行を加えて憚らなかったからだ。
— 内田魯庵 『最後の大杉』 青空文庫
誰か挙げられるナ、主義者だろうと、誰いうとなく予覚して胸を躍らしていると、やがて七、八人の警吏が各々弓張を照らしつつ中背の浴衣掛けの尻端折の男と、浴衣に引掛け帯の女の前後左右を囲んで行く跡から四、五十人の自警団が各々|提灯を持ってゾロゾロ従いて行った。
— 内田魯庵 『最後の大杉』 青空文庫
それでヤッと安心したが、マダ何となく不安で、家へ帰って床に就いてからも警吏と自警団に護送されて行く男女の後姿が眼にチラクラした。
— 内田魯庵 『最後の大杉』 青空文庫
勿論それは公式のものではないが、当局の達示によって自警団員が夜間婦人の外出を禁ずる旨を布告てまわった。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
自警団やその他のやり口にかぶれたものかどうか知らぬが、団体を組んで長い物をふりまわしたり、又は焼け残りの刀剣類を荷いだりして喧嘩をしてまわった。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
髑髏軍 西晋の永嘉五年、張栄が高平の巡邏主となっていた時に、曹嶷という賊が乱を起して、近所の地方をあらし廻るので、張は各村の住民に命じて、一種の自警団を組織し、各所に堡塁を築いてみずから守らせた。
— 捜神後記(六朝) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
紅も白粉も掃き落した、筋書のような筆法乍ら、それが却って力強く、自警団時代を舞台に執り、小刻みに畳込んだ無数の謎を、極わめて合理的に解剖した、メス使いの鮮さは、敬服するに足るものがあり、評者その作を読んだ時、「この作者の前途は素晴らしい」と掲載雑誌「新青年」を頭上に振り廻わしたものである。
— 国枝史郎 『日本探偵小説界寸評』 青空文庫
作例 · 標準
夜間、地域住民で組織された自警団がパトロールを行っている。
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不審者が出没したため、自警団の活動が活発になった。
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自警団のメンバーは、地域の安全のためにボランティアで活動している。
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