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一つ置き

ひとつおき
名詞
1
標準
alternate
文例 · 用例
電燈も取りつけられてるだけの数はともつてゐなくて、一つ置きに暗くついてた。
中原中也 分らないもの 青空文庫
これらの作品はすべて、私自身にとっても思い出の深い作品ばかりであり、いまその目次を一つ一つ書き写していたら、世にめずらしい宝石を一つ一つ置き並べるような気持がした。
太宰治 『井伏鱒二選集』後記 青空文庫
硝子戸の中は煌々と照るシャンデリアの下に、ワニスが冷く光るデスクを一つ置き、人は誰もいないで、壁に掲げられているこの店に所属する製造工場の写真額があるだけの店があります。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
学生上りが、すべる足下に気を配りながら、それにつかまって、デッキを渡ってゆくと、タラップの段々を一つ置きに片足で跳躍して上ってきた給仕に会った。
小林多喜二 蟹工船 青空文庫
主人も心ある人と見えて、質素な書齋の襖から櫛形の窓まで、明治初年の昔からあるものを何一つ置き換へることもなしに清潔に住みなしてある。
島崎藤村 山陰土産 青空文庫
足許にカンテラを一つ置き、一条の光りが横に長く倒れている。
――十四の場面―― 安重根 青空文庫
用意周到な犯人が、ありとあらゆる証拠を湮滅することに成功しながら、唯一つ置き忘れた致命的の証拠なのです。
海野十三 麻雀殺人事件 青空文庫
つまり、その計画の深さを計るものが、鍵の紛失した薬物室に残されているように思われるんだ」 テレーズ人形のある室は、大階段の後方に当る位置で、間に廊下を一つ置き、ちょうど「腑分図」の真後にあたる、袋廊下の突当りだった。
小栗虫太郎 黒死館殺人事件 青空文庫
作例 · 標準
この本棚は、一つ置きに本が並べられている。
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彼は一つ置きに席を空けて座った。
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電車の広告は、一つ置きに別の会社のものが貼られていた。
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