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綿服

めんぷく
名詞
1
標準
cotton garment
文例 · 用例
石井翁は綿服ながら小ザッパリした衣装に引きかえて、この老人河田翁は柳原仕込みの荒いスコッチの古洋服を着て、パクパク靴をはいている。
国木田独歩 二老人 青空文庫
びっこの中津は、山東軍の綿服を、大褂児に着かえた。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
なんでも袖の短い綿服にもめん袴をはいて、朴歯の下駄、握り太のステッキといったようないで立ちで、言わば明治初年のいわゆる「書生」のような格好をしておられた。
寺田寅彦 田丸先生の追憶 青空文庫
沼南が平生綿服を着ているかドウかは知らぬが、その時の沼南はリュウとしたお召か何かでゾロッとしていたのだから挨拶に窮した。
内田魯庵 三十年前の島田沼南 青空文庫
オペラ劇場で、今日「ボリス・ゴドノフ」を聴いている聴衆は、昼間工場や役所やで、木綿服で働いている男女の勤労者である。
宮本百合子 スモーリヌイに翻る赤旗 青空文庫
銀鼠色の木綿服を着た若いアクスーシャとピョートルは、流れる手風琴の音につれて、そのブランコを揺りながら、今にも目にのこる鮮やかで朗らかな愛の場面を演じた。
宮本百合子 ソヴェトの芝居 青空文庫
○カマクラの海浜ホテルで見た、シャンパンをぬいた I love you が、又あの水浅黄格子木綿服の女と、他に子供づれの夫人とで来て居た。
宮本百合子 一九二五年より一九二七年一月まで 青空文庫
」 そしてまた上から下りて來る女があると、かの女は先づ義雄の女房ではないかと――あれは綿服主義だとか云つていつもきたないなりをしてゐるが、立派さうな風の、若いのを見ると、また、女優ではないかと思つた。
毒藥を飮む女 泡鳴五部作 青空文庫
作例 · 標準
肌に優しい綿服は、アレルギー体質の人にも安心して着られる。
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真夏でも涼しく過ごせるように、薄手の綿服を選んだ。
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伝統的な祭りの衣装は、手織りの美しい綿服だった。
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