寓する
ぐうする
動詞-サ変-特殊動詞-自動詞
標準
to reside temporarily
文例 · 用例
呼ばれたのは、知事の君が遠縁の法学生、この邸に奇寓する食客であるが、立寄れば大樹の蔭で、涼しい服装、身軽な夏服を着けて、帽を目深に、洋杖も細いので、猟犬ジャム、のほうずに耳の大いのを後に従え、得々として出懸ける処、澄ましていたのが唐突に、しかも呼棄てにされたので。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
帝の同寓するところの僧、帝の詩を見て、遂に建文帝なることを猜知し、其詩を窃み、思恩の知州岑瑛のところに至り、吾は建文皇帝なりという。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
かれはいかに母を説き動かしけん、余は彼ら親子の家に寄寓することとなり、エリスと余とはいつよりとはなしに、有るか無きかの収入を合せて、憂きがなかにも楽しき月日を送りぬ。
— 森鴎外 『舞姫』 青空文庫
我中情は此の如く詠歎の聲を迫り出して、我をしてダヰツトの故事の最も當時の感興を寓するに宜しきを覺えしめしなり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
「はてな、」机に凭りかかった胸を正しく、読んでた雨月物語から目を放して、座の一方を見たのは、谷中|瑞林寺の一間に寓する、学士神月梓である。
— 泉鏡花 『湯島詣』 青空文庫
かれはいかに母を説き動かしけん、余は彼等親子の家に寄寓することとなり、エリスと余とはいつよりとはなしに、有るか無きかの收入を合せて、憂きがなかにも樂しき月日を送りぬ。
— 森鴎外 『舞姫』 青空文庫
かれはいかに母を説き動かしけん、余は彼ら親子の家に寄寓することとなり、エリスと余とはいつよりとはなしに、有るか無きかの收入を合せて、憂きがなかにも樂しき月日を送りぬ。
— 森鴎外 『舞姫』 青空文庫
同じく寓するもの、少なき時は三四人となり、多き時は十人にも及べり。
— 大町桂月 『房州の一夏』 青空文庫
標準
to imply