火山群
かざんぐん
名詞
標準
volcanic group
文例 · 用例
日光火山群の前衛を成してゐる山の中にも避暑地に好いところがあります。
— 田山録弥 『談片』 青空文庫
五 日光火山群の前衞を成したやうな都賀山、安蘇山の山地も面白い。
— 田山花袋 『日光』 青空文庫
晴天ならば、霧島火山群の十八の主峯、それらが懐く噴火口、遙か遠くには鹿児島湾の風光など、秀麗な眺望が展開する筈であるが、今はただ朦々漠々たる雲霧に四方をとざされているのである。
— 豊島与志雄 『高千穂に思う』 青空文庫
海抜八八〇米(二八九〇尺)に過ぎず、普賢などに較べて遥に低いが、巨巌の最も多く露出している山であることが異彩を放ち、また、雲仙火山群の最南端の山であるゆえに、天草諸島を最も近く俯瞰する眺望はすぐれており、またここへ来て、はじめて島原の九十九島を望見し得ることにおいて、風景の上に特色を持つ。
— 菊池幽芳 『雲仙岳』 青空文庫
九十九島は寛政四年に東雲仙火山群最東端の眉山が爆発し、山体の東半部が海中にけし飛び、出来上った島々で、成立後百三十余年に過ぎぬ新島嶼である。
— 菊池幽芳 『雲仙岳』 青空文庫
東北から東にかけては、山また山が目路の果まで続いているが、纔に妙高火山群と戸隠の連峰とが識別されるのみである、独り浅間山のみは東南に離れて悠然と烟を吐いている。
— 木暮理太郎 『白馬岳』 青空文庫
ここからは南に雪倉、白馬、旭、猫又、劒の諸山が見られ、東には妙高火山群と岩菅らしいものが望まれる。
— 木暮理太郎 『北岳と朝日岳』 青空文庫
妙高山は火打、焼山、雨飾等の諸山を引括めた妙高火山群に属する一峰で、標高二千四百四十六米、山群の最高峰火打山より十六米低いが、盟主たる資格を充分に備えた標式的の二重火山である。
— 木暮理太郎 『那須、尾瀬、赤城、志賀高原』 青空文庫
作例 · 標準
「那須火山群はいくつもの火山が連なっていて、ハイキングコースとしても人気があるんだ。」
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この地域には巨大な火山群が密集しているから、あちこちに豊かな温泉地が点在しているよ。
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「霧島火山群のダイナミックな景観は、いつ見ても圧倒されるなあ。」
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地質学的には、これらの山々は同じマグマ供給源を持つ一つの火山群として分類される。
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