深山
しんざん
名詞頻度ランク #37238 · 青空 1182 例
標準
mountain recesses
文例 · 用例
一例として桜狩美人の腹や減却す人間に鶯鳴くや山桜 人里離れた深山の奥、春昼の光を浴びて、山桜が咲いているのである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
深山の中に唯一人で住んでる仙人なんていうものは、おそらく西洋人の知らない東洋の理念であろう。
— 萩原朔太郎 『僕の孤独癖について』 青空文庫
何処の深山から出て何処の幽谷に消え去るとも知れぬこの破壊の神は、あたかもその主宰者たる「時」の仕事をもどかしがっているかのように、あらゆるものを乾枯させ粉砕せんとあせっている。
— 寺田寅彦 『凩』 青空文庫
その中の一評者が「一時は紀行文は前人の未だ踏まない深山幽谷の奇景を、紹介するのを職とするような傾向であった、いや今でも、そういう好奇心で、紀行を書いている人もあるようだが、これはつまらぬことだろう」と言って、明らかに私に当たっている。
— ――田山花袋氏―― 『紀行文家の群れ』 青空文庫
小渋川よりも、川幅が狭くて、谷地が、かえって濶いだけに、徒渉の回数は少い、深山の渓流としては、先ず安楽な方で、小渋川や、槍ヶ岳の蒲田谷などとは、深さと、急と、嶮しさとにおいて、到底、比べられない。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
私は平原の草野において、山百合の花を愛し、深山の灌木において、もっとも白花石楠花を愛する。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
深山幽谷の中に置かれた発電所は、吾々の眼には矢張その環境にぴつたりはまつてザハリッヒな美しさを見せてゐる。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
深山幽谷の中に置かれた発電所は、われわれの眼にはやはりその環境にぴったりはまってザハリッヒな美しさを見せている。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
作例 · 標準
深山に分け入り、手つかずの自然を探索する。
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この温泉は深山の奥にあり、たどり着くのが大変だ。
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深山に住む動物たちは、都会では見られない珍しい種類が多い。
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ウィキペディア曖昧さ回避
深山 日本の航空機。→深山 (航空機)(しんざん) 大阪府と京都府の境界にある山。→深山 (大阪府・京都府)(みやま) 手つかずの自然環境が残る原生地域、人里に近く日常的に人間が立ち入る里山の対義語。(みやま) 使用例としてミヤマクワガタなど →深山幽谷 日本人の姓の一つ。(みやま、ふかやま) 株式会社深山(しんざん) - 長野県上田市のレストラン「きのこむら深山」を経営する企業。⇒前山 (上田市)#施設を参照。
出典: 深山 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0