嫁に行く
よめにいく異読 よめにゆく
表現動詞-五段-行く
標準
to marry (of a woman)
文例 · 用例
早くから母に死なれ、父は頑固一徹の学者気質で、世俗のことには、とんと、うとく、私がいなくなれば、一家の切りまわしが、まるで駄目になることが、わかっていましたので、私も、それまでにいくらも話があったのでございますが、家を捨ててまで、よそへお嫁に行く気が起らなかったのでございます。
— 太宰治 『葉桜と魔笛』 青空文庫
「もし、あたしがお嫁に行くとき、四郎さはどうする」 四郎は躊躇なく答えた。
— 岡本かの子 『みちのく』 青空文庫
人を連れて嫁に行くなんて」 四郎には判らなかった。
— 岡本かの子 『みちのく』 青空文庫
「どうしてだ」「お嫁に行くということは私が向うの人のものになってしまうのだから、その人が承知してくれないじゃ、一緒に行けないのよ」「お蘭さが誰かのものになるというだかね」「そうよ」「ふーむ」 白痴の心にもお蘭が自分から失われ、自分は全く孤立無援で世の中に立つ侘しさがひしひしと感じられた。
— 岡本かの子 『みちのく』 青空文庫
十四と云へば、二三年経てばお嫁に行く齢だ。
— 有島武郎 『お末の死』 青空文庫
「お涌さんは、どういうところへお嫁に行く気」 お涌は「知りませんわ」 と笑った。
— 岡本かの子 『蝙蝠』 青空文庫
「どうしてだ」「お嫁に行くということは私が向うの人のものになってしまうのだから、その人が承知して呉れないじゃ、一緒に行けないのよ」「お蘭さが誰かのものになるというだかね」「そうよ」「ふーむ」 白痴の心にもお蘭が自分から失われ、自分は全く孤立無援で世の中に立つ侘しさがひしひしと感じられた。
— 岡本かの子 『みちのく』 青空文庫
……」「お嫁に行くから。
— 泉鏡花 『みさごの鮨』 青空文庫
作例 · 標準
妹は来年、遠い地方へ嫁に行くことになった。
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彼女が嫁に行く日まで、あと半年しかない。
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娘が嫁に行くのは嬉しいけれど、少し寂しい気持ちもある。
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