幻辞.com

犀利

さいり
形容動詞名詞
1
標準
sharp
文例 · 用例
幸田露伴にも『枕頭山水』の名作があり、キビキビした筆致で、自然でも、人間でも、片っぱしからきめつけるような犀利な文章を書いている。
――田山花袋氏―― 紀行文家の群れ 青空文庫
彼の犀利な眼にはおそらく人間のあらゆる偏見や痴愚が眼につき過ぎて困るだろうという事は想像するに難くない。
寺田寅彦 アインシュタイン 青空文庫
官衙や商社における組織や行政の不備や吏員の怠慢に対しても犀利な批評と痛切な助言を加えたい。
寺田寅彦 一つの思考実験 青空文庫
但、彼には永年多くの種類の人間との接触から得た経験的智識があり、それと練磨した現実を見破る犀利な眼光が備えられていて、客から与えられる話題のテーマに就て底の底を語り、コツの中のコツを掴み出して、返し与えるのに何の手間暇は要らなかった。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
何故ならば、これはもう一つの「経験派」と違つて、同じく生活を材とするのではあるが、或る者は犀利な鑿を振ひ、また或る者は奔放な空想を加味し、或ひは鋭い理智の刀を執り、夫々「生活」を珠と変へたのである。
牧野信一 貧しき日録 青空文庫
今日の一般人はいろいろと苦しい思いの中で文化への希望を失わず生きようと努力しているのであるから、現実の事象の理解についても、おのずから犀利なるものを求めているのである。
宮本百合子 矛盾の一形態としての諸文化組織 青空文庫
しかし、それは矢張り彼の犀利な目が見通す現実であつた。
徳田秋聲 和解 青空文庫
又韓非子の説難は、文學上不朽の文章にして、其の人情を穿ちたる點に於ても極めて犀利なる者なるが、此粉本は、既に荀子非相第五に出づ。
小柳司気太 韓非子解題 青空文庫
作例 · 標準
彼の犀利な洞察力は、問題の本質を見抜いた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼女は犀利な批評眼でその作品を分析した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
犀利な頭脳を持つ科学者が、その難問を解決した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash