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江戸子

えどこ
名詞
1
標準
(true) Tokyoite
文例 · 用例
その代りに現れる夏の夕べの涼風は実に帝都随一の名物であると思われるのに、それを自慢する江戸子は少ないようである。
寺田寅彦 夕凪と夕風 青空文庫
かくの如くにして、江戸子は次第に亡びてゆく。
岡本綺堂 思い出草 青空文庫
」「旅馴れないのは、かえって江戸子の名誉なんですわ。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
いかにも江戸子らしい気分の人で、議論もかなり好きであつた。
田山録弥 紅葉山人訪問記 青空文庫
その翌年の二月、條野採菊翁が伊井蓉峰君に頼まれて「茲江戸子」という六幕物を書くことになった。
岡本綺堂 綺堂むかし語り 青空文庫
二昔ほど以前の生活の環境であったらば、夫人の気質は、所謂江戸子の張りある気象と一致して放散されたものだったかもしれない。
宮本百合子 白藤 青空文庫
下宿屋から街に出づれば、土地の人が江戸子々々々と呼びつつ跡に附いて来る。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
富田新町には江戸子町、新寺町新割町には大矢場、上白銀町には新屋敷の異名がある。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
作例 · 標準
彼は生粋の江戸子で、祭りになると血が騒ぐらしい。
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「てやんでえ!」と啖呵を切る江戸子の気風に触れた。
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江戸子はとかく短気だと言われるが、人情に厚い一面もある。
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