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甘松香

かんしょうこう異読 あままつこう
名詞
1
標準
spikenard (essential oil, perfume)
作例 · 標準
古代より薫香の原料として重宝されてきた甘松香は、その独特の土臭さと甘みを含んだ香りが特徴である。
新約聖書の一節には、ベタニアのマリアが非常に高価な甘松香の香油をイエスの足に塗り、自らの髪で拭ったという場面が記されている。
ヒマラヤ高山地帯に自生するオミナエシ科の植物から採れる甘松香は、鎮静や健胃の効能を持つ生薬としても知られる。
練香の調合において、沈香や白檀の香りを引き立てるために少量の甘松香を加えると、芳香に格別な深みと落ち着きが生まれる。