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漂々

ひょうひょう
副詞-と形容詞-たる
1
標準
buoyantly
文例 · 用例
飛ぶ輻の、あの勢ひで溢れた日には、魔夫人の扇を以て煽がれた如く、漂々蕩々として、虚空に漂はねばなるまい。
泉鏡太郎 十和田湖 青空文庫
令史敢て動かず、昇ること漂々として愈々高く、やがて、高山の頂一の蔚然たる林の間に至る。
泉鏡太郎 唐模樣 青空文庫
水面を操ること、草履を突つ掛けたよりも輕うして、横にめぐり、縱に通つて、漂々として浮いて行く。
泉鏡太郎 深川淺景 青空文庫
やがて一個、花白く葉の青き蓮華燈籠、漂々として波に漾えるがごとく顕る。
泉鏡花 海神別荘 青空文庫
だから、偶に行逢う人も、その村の家も、ただ漂々|蕩々として陰気な波に揺られて、あとへ、あとへ、漂って消えて行くから、峠の上下、並木の往来で、ゆき迎え、また立顧みる、旅人同士とは品かわって、世をかえても再び相逢うすべのないような心細さが身に沁みたのであった。
泉鏡花 燈明之巻 青空文庫
中には動かずに凝と留まって、裾の消えそうな山伏が、草の上に漂々として吹かれもやらず浮くのさえある。
泉鏡花 星女郎 青空文庫
」と誦するのが、いうべからざる一種の福音を川面に伝えて渡った、七兵衛の船は七兵衛が乗って漂々然。
泉鏡花 葛飾砂子 青空文庫
無目的にまったく漂々乎として歩いていると自分がいつの間にか風や水や草や、その他の自然の物象と同化して自分の存在がともすれば怪しくなって来ることはさして珍しいことではない。
辻潤 浮浪漫語 青空文庫
作例 · 標準
水面に浮かぶ木の葉が、波に揺られて漂々と流れていく。
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風船が空高く舞い上がり、白い雲の間を漂々と進んでいった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
小舟が穏やかな海を漂々と進み、水平線の彼方へと消えていった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
漂々(ひょうひょう) — 幻辞.com