無念がる
むねんがる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
標準
to regret
文例 · 用例
見送って無念がる主膳。
— 山中貞雄 『なりひら小僧』 青空文庫
――しかも、善信御房の信心は、誰が見ても、玉日さまを妻となされてからの方が、確固として、頼もしげに見えているではないか」「だから吾々も、女人に対して、もっと近づいていいと仰せられるか」「だめだ、こんな心では」自分の未熟を無念がるように、安楽房はそういってもだえた。
— 吉川英治 『親鸞』 青空文庫
――考えると夜も眠られん」「佐々どのに於いてすら、そのように思われるのだから、正義に拠る一部の若ざむらいどもが、牙を噛んで、無念がるのもむりはない。
— 吉川英治 『梅里先生行状記』 青空文庫
さように歯がみして無念がるな」 楊儀の口をもって、諸将の不満へもいわせようとするのであろう、孔明の諭示は噛んで含めるようだった。
— 五丈原の巻 『三国志』 青空文庫
当り前ともしていないが、やがて、どやどやとそれへ来て、一様に平伏して泣く家臣輩を見ても、また、その者どもの無念がることばにも、よろこびの嗚咽にも、彼のみは、瞼も赤くしなかった。
— あしかが帖 『私本太平記』 青空文庫
なかば得意、なかばむねんがるような、妙な感情が、頭のなかで渦をまいた。
— THE CASE OF OSCAR BRODSKI 『オスカー・ブロズキー事件』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は、もっと早く挑戦していればと、しきりに無念がっていた。
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試合に負けた選手たちは、ベンチで顔を覆って無念がっている。
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彼は過去の過ちを無念がるばかりでなく、未来へ活かそうとした。
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