個人教授
こじんきょうじゅ
名詞
標準
private instruction
文例 · 用例
不断から彼女は、東京に居る時分、一年以上西洋人に就いて Practical English の個人教授に通つたといふことを自慢して、言葉の合間などには、往々私に解らない英単語を交へるやうな女だつた。
— 牧野信一 『或る日の運動』 青空文庫
家出した娘たちは個人教授をやったりして、自活しながら勉強し、大学生活と自活生活におけるたたかいから政治的活動にも関係をもつようになった。
— 宮本百合子 『プロレタリア婦人作家と文化活動の問題』 青空文庫
そんな状態であったので若いドクトル連中は皆喜んで日本人のために個人教授をした。
— 三木清 『読書遍歴』 青空文庫
英語に音楽、古文、漢文に現代国語の個人教授を受け、中学校三年生では四人の家庭教師がついた。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
貧乏は切ない、と言つて中也は常に嘆いてをり、その女にありつくために、フランス語個人教授の大看板をかゝげたり、けれども弟子はたつた一人、四円だか五円だかの月謝で、月謝を貰ふと一緒に飲みに行つて足がでるので嘆いてをり、三百枚の飜訳料がたつた三十円で嘆いてをり、常に嘆いてゐた。
— 坂口安吾 『二十七歳』 青空文庫
これは、井汲清治君と僕とで太宰氏に仏蘭西語の個人教授を受けた時分、テキストとして使つた「ラ・クールス・デユ・フランボオ」を僕がすぐに台詞調に訳し直し、「帝国文学」といふ雑誌に出したものであるが、後に、「炬火おくり」といふ題で全く新しく改訳した。
— 岸田國士 『芝居と僕』 青空文庫
戯談は別として、僕もいよいよ先生になる覚悟をきめ、収入の足らないところは翻訳と個人教授で埋める方針をたてた。
— 岸田國士 『芝居と僕』 青空文庫
」「先生、三人ゐて、個人教授をうけてゐます」 ベツドの上に例の艶のいゝ帯革がかゝつてゐるので、「英国ではいゝ革ができるんですね」「はい、英国の革、有名です。
— 岸田國士 『北支物情』 青空文庫
作例 · 標準
ピアノを本格的に学ぶため、有名なピアニストに週一度の個人教授を頼んでいる。
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大勢の中では質問しにくいので、数学の家庭教師から個人教授を受けている。
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彼は海外赴任を前に、プロの講師から英語の個人教授を短期集中で受けた。
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