碧山
へきざん
名詞
標準
green mountains
文例 · 用例
彼は、大連埠頭の碧山荘の苦力を使った経験があった。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
『碧山日録』に、長禄三年六月二十三日|癸卯、天下飛語あり、諸州の兵|窃かに城中に屯す、けだし諸公|預め禍の及ぶを懼るるなり。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
粤東(広東)盲妓という題の詩が幾篇もあって(支那女流詩講)、なかに、亭々倩影照平湖 玉骨泳肌映繍繻斜倚竹欄頻問訊 月明曾上碧山無 魯迅の傷心の深さ、憤りの底は、云わばこういうところまでさぐり入って共感されなければならないものなのだろう。
— 宮本百合子 『書簡箋』 青空文庫
後に津山碧山に嫁した長子刀自である。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
長子刀自の話に、狩谷※斎が京都加茂神社の供物台を得て蘭軒に贈り、伝へて榛軒、柏軒、磐、津山碧山、長門の人矢島|屯に至つたものがあると云ふ。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
是が後に棠軒の女婿となるべき碧山である。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
碧山英琢の家には、当時七十四歳の老父|忠琢成器が猶堂にあつた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
今樗園が碧山の父の師たるを言ふに当つて、聊前記の及ばざる所を補つて置く。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
作例 · 標準
碧山を背景に咲き誇る桜の景色は、まさに一幅の絵画のような美しさだ。
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朝靄に包まれた碧山のシルエットが、湖面に静かに映り込んでいる。
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都会育ちの私にとって、窓の外に広がる碧山の連なりは新鮮な驚きだった。
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