奇天烈
キテレツ異読 きてれつ
形容動詞
標準
very strange
文例 · 用例
今のみっつとは、アイリーン・アドラーから書類を奪還せんとした件、メアリ・サザランド嬢の奇天烈な事件、そしてねじれた唇の男をめぐる調査のことだが、さて、この小さな事件も、同じく無害な類に分けられるに相違ない。
— THE ADVENTURE OF THE BLUE CARBUNCLE 『蒼炎石』 青空文庫
「あなたは奇妙奇天烈なことがたいへんお好きだそうですが、きっとこれより奇妙なものはご覧になったことがないでしょう。
— THE ADVENTURE OF THE DANCING MEN 『踊る人形』 青空文庫
そら君の立場としては、三大陸じゅうにいる考えあぐねた人々、その皆の私的相談屋・お助け屋であるわけだから、奇妙奇天烈なあらゆることに関わり合う羽目にもなる。
— A CASE OF IDENTITY 『同一事件』 青空文庫
」 これでは何もかもがどうにも奇妙奇天烈だ。
— THE FINAL PROBLEM 『最後の事件』 青空文庫
「形而上学者達が、真理へ通ずる実際的の道は二つより他にはないといふ奇天烈な思想から人々を開放しようと試みて始めて意見の一致をみて以来、僅かにそれは八九百年の星霜を閲したに過ぎない。
— 牧野信一 『嘆きの谷で拾つた懐疑の花びら』 青空文庫
「やあ、また振られ同志の顔が出遇ひましたね……」 彼はそう云つて、なほも奇天烈なワラヒ声をつゞけてゐた。
— 牧野信一 『病状』 青空文庫
それかといって、全然芝居でない白真剣の立ち廻りだとしたら、いよいよ奇妙奇天烈で、狐や狸や貉の類が乗せっこのバカシックラをしているのを、遠くから見ているようなわけになってしまう。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
彼女は光りと風を浴びた自分の姿に吾から恍惚としてゐるかの夢見顔で、脚下の奇天烈な大騒動を視守つてゐた。
— 牧野信一 『まぼろし』 青空文庫
作例 · 標準
隣の家の飼っている猫は、三本足で逆立ちする奇天烈な芸を披露した。
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彼の描く絵はいつも奇天烈で、見るたびに想像力をかき立てられる。
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そんな奇天烈なアイデアが、まさか成功するとは誰も思わなかっただろう。
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この店のメニューは、奇天烈な組み合わせが多くて面白いんだ。
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